こんにちは、編集部のるりです！
今回は、フランスでグローバルネットワーク事業Swapsss株式会社を立ち上げた
「馬場達也」さんに取材いたしました！
異国の地で起業した馬場さんは現在37歳。
様々な壁を乗り越え、現在では日本とフランスの架け橋となり、
海外支援やWeb事業などを展開し企業をサポートしています。
今回は、その馬場さんにインタビューをしました。
【馬場達也さんの経歴・実績】
トヨタ自動車株式会社 入社
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株式会社ビジョン (東証1部) 入社
法人営業を担当
ソフトバンクテレコムの一次代理店として”お得ライン”の営業も行う
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オーストラリアのシドニーに語学留学
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フランスに移住
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海外生活サイト JimomoEuropeのディレクターに就任
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フランス法人 Swapsss株式会社 設立
URL: https://swapsss.com
事業で行っているサービスや商品の内容について詳しく教えてください！
Swapsss株式会社では、どのようなサービスを提供しているのですか？
弊社では、グローバルネットワークを駆使して日本と世界を繋ぐビジネスソリューションを提供しています。サービス内容は主に4つありますので、順に紹介致しますね。
詳細URL：https://swapsss.com/service-bpo-values/
当事業では、多言語スキル・各国の時差を利用したオペレーション（Ex:フランスの場合、日本の18:00がフランスの11:00サマータイム時）で24時間対応したBPO事業を実現しています。
近日、電話・チャット代行サービス”Values”もリリースするので、24時間365日・多言語の付加価値を格安で提供し、企業サポートに尽くしていこうと考えております。
成る程、言語の壁で困った方がいつでも使えるサポートシステムということですね！
はい、その通りです。今後もより多くの方に使っていただけるよう精進していきます。
詳細URL：https://swapsss.com/service-activities-business-support/
異国での会社設立・海外進出には、予期せぬトラブルの連続と、スケジュール通りに行く事はありません。当事業では、ヨーロッパでの会社設立経験や弊社ネットワークを駆使して、展示会出展のサポートをしています。
サポートがあると、企業からすれば安心できそうですね。具体的にはどのような取り組みを行っているのですか？
一例ですが紹介します。助成金・補助金申請、市場調査・テストマーケティング、海外での会社設立に関わる業務一式（弁護士・会計士マッチング・銀行口座開設、その他BPO事業と連携し、オフィス・秘書業務代行を実現し、複雑な現地雇用・会社への問い合わせを多言語スキルを持った弊社がサポートし、不味わらしい電話・言語ストレスを回避しています。
物凄い量ですね。これだけの業務を任せられる事業は中々無いですよ！
ありがとうございます。こちらの事業も沢山の方に使っていただきたいですね。
詳細URL：https://swapsss.com/activiti-web/
当事業では、企業様のサイトを多言語化しグローバルマーケットに向けたサイトへとアップデートしています。その他にも、システム開発・サーバー構築、CMS構築、サイトの更新・運用・保守などグルーバルマーケットに進出する企業様のサポートを行っています。
サイト構築を任せられるのは喜ぶ人も多そうですね！グローバル化している現代では需要の高い事業だと思います。
そうですね。特にヨーロッパではGDPR（EU一般データ保護規則）で個人情報の取得に関して厳しい規制があるので、経験豊富なスタッフがしっかりサポートいたしております。
詳細URL：https://swapsss.com/media/
当方、Jimomo Europeディレクターに就任し、海外生活のコミュニティーサイトを運営しております。現在Jimomoは、パリ・フランクフルト・バルセロナ・ニューヨークで展開していってます。
特にJimomoパリは在仏日本人数4.2万人（外務省データ）に対して登録者数1.9万人以上、月間80万PV以上の巨大サイトです。ここ最近の、コロナウイルスの影響で各国厳しい外出禁止により、オンライン学習を提供する企業様の需要が高まっております。
企業はこれらのサービスを利用することによって効率的に業務を進められますね。
また、馬場さんは自身の会社設立の経験やネットワークを駆使した事業展開を行っているようです。
今後も馬場さんの事業に頼りたい人は増えていくことでしょう。
魅力的なサービス内容を教えていただきありがとうございました！ふと気になったのですが、なぜ馬場さんはこれらの事業をしようと思ったのですか？
海外で10年間生活していて、二つの大きな思いが芽生えたんです。「日本とフランスの架け橋になる仕事がしたい」「海外在住の日本人ネットワークで新しい雇用創出をしたい」これが起業するきっかけになりました。
高い志があったのですね。実際架け橋になっている馬場さんを、尊敬する人も沢山いるでしょう！
お仕事をされていて、一番やりがいを感じる時はいつですか？
馬場さんはどんな時に、自分の事業を立ち上げてよかったなと思いますか？
同じ様な境遇の経営者との新しい出会いですね。または、海外で生活しているとビジネスの繋がりで、日本では出会えない方と出会えたり出来るのも魅力です。
確かに、人との繋がりは大事だと思う方も多いですしね。ではそんなお仕事をされるなかで、一番やりがいを感じる時はいつですか？
起業家として、ゼロから事業を立ち上げ収益化出来た時に一番のやりがいを感じます。数値的根拠・潜在市場を分析した上での、新規事業立ち上げでも、不安がない訳ではありません。そんな不安を、行動力と情熱・使命感も元、実現できた経験は忘れられません。
ゼロの状態から成功し、やりがいを感じるというのは、本当に凄いことですね！今の馬場さんを目指している起業家もきっと多いと思います。
過去に苦労したエピソードや辛かったエピソードをお伝えください
事業を軌道に載せるまでに、大変だったことや苦しいことはありませんでしたか？
ありましたよ。異国での起業は、労働環境や会社法など異なる点が多く分からない事の連続でした。現実問題、一番大変な事は”文化の違い”です。フランスでは、日本で言う国民金融公庫はなく創業融資などもありません。
また、法人口座には毎月の口座管理費が発生し、従業員との雇用契約には弁護士・会計士に依頼し、従業員は終身雇用、解雇する場合は裁判所で争うなど大変な事が多く起業ハードルは高かったです。
確かに、異国の違いに苦しむ企業はとても多いと感じます。やはり海外で起業するというのは簡単なことでは無いですね…
そしてもう一つありまして、実は、27歳の時に一度起業した経験があります。
過去に起業していたのですね！どのようなことがあったのですか？
当時、ファッション業界の構図ではファストファッションが主流になってました。ですが、下町の伝統ある繊維関係の企業が多く倒産している事実を知ったのです。そこで、日本伝統技術・伝統色を使用した新しい製品（自社ブランド）を立ち上げ、海外で販売し、”日本の下町工場を盛り上げたい！”というモチベーションのもと、今のCool japanの先駆け的な事を実行しておりました。
当時、有名なセレクトショップを中心にLAで直販した経験があり、ペーパードライバーにも関わらず、クラクションを慣らされながら運転し、英語も話せないにも関わらず、交渉した過去を思い返すと当時の行動力に唖然とします。
海外進出なんて大きなことを意思決定して、行動するだけ凄いですよ…
ただ、ビジネスはそう甘くはなく、資金難に陥り某有名物流会社の正社員として働き、週末は居酒屋で働き、深夜帯に時差を利用して海外への営業活動と3足の草鞋を履いておりました。結局、過労により倒れて救急車で運ばれました。
その時、不甲斐ない自分と、華やかに成功している経営者を比較して絶望を抱いていたのは今でも忘れられません。
過去に幾多の苦労を経験した馬場さんですが、それらを乗り越えたからこそ、活躍している姿は本当に輝いて見えます。無駄な経験なんてないのだと、話していて感じました。
今後の事業の展望や、会社の理念についてお伝えください
現在は、弊社の事業マーケットはヨーロッパ中心ですが、今後アジアや北米での事業拡大していきます。続けて、弊社の理念も聞いてください。
Swapsss株式会社は日本と世界を繋ぐビジネスソリューションを提供し、市場調査〜オフィス・秘書業務など海外支店業務をサポートを実現し、海外在住のグローバルネットワークで多言語・24時間対応のオペレーションシステムなど付加価値のある事業で貢献していきます。
ありがとうございます。この理念に感化され、サービスを利用する方はきっと増えますね。今後のご活躍を期待しています！
では最後に、馬場さんの思う成功の秘訣を教えてください！
「行動力」「諦めない心」この２つのワードは成功の秘訣だと思います。ただSwapsss株式会社は、小さなベンチャー企業で成長段階なので、まだまだ成功を実感する事はありませんが「行動力」と「諦めない心」を忘れず、成功したいです。
「既に起業は成功しているのでは？」
と感じる方もいると思いますが、馬場さんは現状に満足せず、さらなる高みを目指しています。
私も行動力と諦めない心を大事にして、成長していこうと思いました。
最後に一言お願いします！
馬場さん、ここまでインタビューにお付き合いいただきありがとうございました。最後に読者に向けてメッセージをもらえたらと思います！
はい、最後までご清聴いただき誠にありがとうございました。予期せぬコロナウイルスの影響で頭を抱えている経営者も多くいると思います。
ただ、逆に捉えると”ピンチはチャンス”でもあります。海外進出・海外市場に向けて事業拡大を少しでも検討している場合、お気軽にお問い合わせいただけたら幸甚です。この状況を共に乗り越えましょう！
異国の地で起業した馬場さんですが、文化・言語の違いなど
さまざまな困難を乗り越えて前向きに突き進む姿勢に元気をもらえた気がします。
どうもありがとうございました！
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